昨今の美容業界では美容医療を受けられる方が非常に増えて参りました。
ボトックスやヒアルロン酸は簡易的に受けられる施術となり、近年では糸リフトやクマ取り術を受けられる方も増えました。
その上で美容鍼との関係性はどうなのか?
今回は美容鍼と美容医療の様々な施術との関係性についてご説明したいと思います。
ボトックスとは
ボトックスとはボツリヌス菌の作用により、筋肉の収縮時に産出される神経物質の動きをブロックし、
筋肉の動きを弱めることで表情ジワの軽減やエラの張りなどに効果をもたらす治療です。
ボトックスの落とし穴
前述でもお伝えした通り、ボトックスとは神経物質に作用することで筋肉の収縮を緩和させます。
筋肉の動きを制限させれば筋肉の硬さは軽減する。
理論上はもちろんその通りなのですが、それでも効果を感じないと言われる方が数多くいらっしゃるのも事実です。
ではそれは一体なぜか。今硬い筋肉を柔らかくする作用ではなく、原因である使い過ぎを軽減させるためにある。一言で言うと、硬い現状の筋肉を柔らかくするものではないから効果を実感できない方がいらっしゃるのだと思います。
ボトックスと時田式美容鍼
時田式美容鍼は、業界唯一の長い鍼を用いることで筋肉に直接アプローチし、その上で電気を流すことで筋肉の柔軟性向上を図ります。
今現在の筋肉の柔軟性を向上することにはとても効果的ですが根本的に使い過ぎている筋肉を無意識に使わなくさせることは難しいです。
これらを踏まえると、お互いのメリットとデメリットが非常に共通する部分があります。
時田式美容鍼にて今現在の筋肉を柔らかくし、ボトックスにて今後の硬くさせるであろう動きに制限をかける、これはすごく効果的なアプローチではないかと思います。
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸とは、肌に潤いやハリを与える物質であり皮膚の真皮層内に直接注入することで肌にハリをもたせ、シワの溝を目立ちにくくさせる施術です。
こちらも加齢と共に肌の弾力性が無くなることでシワの溝が目立ってきてしまったところにヒアルロン酸を注入することは、物理的に膨らませるためシワの溝の軽減に効果的だと言えます。
しかし膨らみを持たせることで、吸収してなくなってしまった際に皮膚のたるみを感じ、さらにヒアルロン酸を注入する、、、これを繰り返すことでお顔がどんどん大きくなってしまうといった声もよく耳にします。
ほうれい線について
シワのお悩みで多いのがほうれい線です。このほうれい線は一体どのようにしてできてしまうのか。
もちろんシワがよる部分のハリが衰えてしまうことも原因のひとつではありますが、頬の筋肉が衰えてほうれい線に乗っかることがそもそもの原因となります。
頬の筋肉の衰えを無視し、シワに対する膨らみだけに注力し施術を行うことでお顔が大きくなることは容易に想像がつくと思います。
ヒアルロン酸と時田式美容鍼
あまりにも深く溝が入ってしまったシワに対してヒアルロン酸を用いることは効果的だと思います。
その上で時田式美容鍼で頬の筋肉を活性化することで頬の筋肉を引き上げることができ、今後の余計なヒアルロン酸注入のリスクを回避することができるので、お顔が大きくなるといったデメリットを解消することができます。
糸リフトとは
昨今急激に受ける方が増えたと思うのがこの糸リフト術です。糸リフトとは、脂肪層にトゲのついた糸を注入し、糸に絡めて引き上げる施術です。年齢とともに脂肪が重力に負けて下に落ちてしまうものをトゲに引っ掛けて上に引き上げたところで止めるためしっかりとリフトアップを感じられる施術となります。
糸リフトと時田式美容鍼
引き上げてリフトアップを行うことはとても理に適った施術です。しかし、最下層に位置する筋肉の状態を放置してしまうとどうなるか。
まずは筋肉が硬くなることでお顔の血流が悪くなり、お顔の血色の悩みなどに繋がります。
また、特定の筋肉が硬くなることでその上に位置する脂肪層を下に引っ張ってしまい、せっかく糸リフトで引き上げられたお顔の効果の持ちが悪くなることがあげられます。
また、お顔と同時に首肩周りの筋肉が硬くなることで循環が悪くなり、むくみへと繋がります。むくむことによりお顔が腫れぼったくなってしまいますので、せっかくの糸リフトの効果も感じづらくなってしまいます。
これらを踏まえ、脂肪層の引き上げを糸リフト術で行い、定期的なお顔の筋肉のメンテナンスに時田式美容鍼を用いることでこれまで以上の効果やその持ちを体感できます。
糸リフトと真皮美容鍼
脂肪層の上に位置する皮膚層の弾力が低下することで皮膚のたるみが生まれ、せっかく脂肪層に対して
糸リフトを行っても、思ったようなリフトアップ効果を感じ辛くなってしまいます。
皮膚の弾力(ハリ)に対しては、真皮美容鍼を用いて皮膚の深層である線維芽細胞を活性化し肌にハリを持たせること。
また、幹細胞上清鍼においては真皮美容鍼と最先端美容<エクソソーム>を用いることで、より一層真皮層に働きかけて肌のハリを生み出していくことができます。
このように糸リフトでしっかりと引き上げたお顔の状態を維持することや、糸リフトの効果をできるだけ長く感じるためにもお顔の筋肉や皮膚層への適切なアプローチが肝心となります。
クマ取り術とは
年齢と共に皮膚や筋肉では支えきれなくなった脂肪の膨らみを取り除く施術です。突出してしまった脂肪を取り除くことで気になっていた目の下のたるみや膨らみにとても効果的な施術となります。
しかしながら、脂肪は一度取れば一生取り除けるものではなくまた新たな脂肪が突出して膨らみを形成してしまいます。
クマ取り術とウーシアの美容鍼
脂肪が再度膨らみ突出したら、また何度でと切除すれば良い。
それはいかがなものかなと僕は思います。脂肪が突出したということは皮膚や筋肉が衰え緩んでいる状態のため、再度突出しやすい状態になっております。大切なことはできる限り、再発させないようにすることです。
前述でもお伝えした通り脂肪を支えているものは皮膚と筋肉になります。
いかにその皮膚と筋肉に張りを持たせて脂肪を抑え込めるかが大切なこととなります。時田式美容鍼+真皮美容鍼を用いて、皮膚層と筋肉に適切なアプローチを行うことでクマ取り術で綺麗になった目の下のたるみを維持し続けることが可能になります。
美容鍼+美容医療が最新美容
美容鍼では限界なものに対して美容医療が有効であり、また美容医療を用いた部分をいかに維持増進できるかは美容鍼にあると僕は考えます。
美容医療はやはりリスクを伴う治療です。美容医療を行う必要がない方が無理に受ける必要はないと思います。
また、美容医療にはどんどん新しい施術が生まれ、これまで解決できなかったお悩みを解決できることが今後増えていくと思います。自分に合った施術は何かをしっかりとお客様個人でも見極めて適切に受けられることが大切であると思います。
その上で、日々のメンテナンスの重要性を再度考えて頂きたいと思います。綺麗なお顔の状態を保つ、今よりも一層綺麗になる、そのためにウーシアでは皮膚層や筋肉への的確なアプローチを美容鍼とエステティックを用いて施術しておりますので少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。